授業の最初では、課題を提出してもらいました。課題は、紙飛行機のつくり方をA3のシートで説明する、というものです。課題のチェックをしていた身としては、写真を切り貼りしているものも結構多かったなと感じました。
提出された課題を見てのTA堀江なりのアドバイスです。
- まず多くの作品は、ぱっと見たときに、情報が整理されておらず、どこを注視したらいいかわかりませんでした。雑誌のように上の方はタイトル、真ん中には特集のタレントや俳優など目線の流れを意識すると見やすいレイアウトになると思います。
- また、提出物はA3のボードなのですが、それを見た人はどういう印象を抱くかということを意識してつくると更によくなるはずです。
- 次に感じたのは、文字が多いということです。パッと見て理解させるには紙飛行機を飛ばすプロセスをモデル化して、シンプルに表現する必要があると感じます。
全てを一気にやるのは難しいので、まずはAXISなどの雑誌をマネするところから始めるといいと思います。
課題の回収が終わると、原田先生による第2課題の説明がありました。
パラパラ漫画のように、静止画の写真を連続して撮ることで、動画をつくるという課題です。そこで原田先生からいくつかアドバイスがありました。
食べるということを短絡的に映像に結びつけるのはダメです。食べるということを深堀するなかで見えてくる気づきを映像作品にまとめましょう。
小道具を使ってはいけない。人を動かすことで「食べる」にまつわることを表現する。コスチュームや撮影場所を工夫することで目的どおりの絵をつくる。
来週までの宿題:「食べる」ことの観察をレポート、A4縦位置(枚数制限なし)、作品制作に役立つ資料を集める(例:作り方、食べ方、食べる場、食べる文脈...)
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