2010年5月24日月曜日

情報コンテンツデザイン-(3)

こんにちは、TAの亀井です。

5月24日は、まず食べることについての観察レポートを提出しました。

そして、食べるという活動をテーマに16枚の写真をつなげてパラパラ漫画のようなアニメーションを制作するという課題の作品発表会でした。

他のグループの作品をみて、評価することがデザイナーにとってとても大事ということで、各々評価をしました。


作品を見て、原田先生の感想と僕の感想です。

・タイトル画面ががノートの切れっ端に手書きのようなものだと作品に期待が持てなくなってしまうのでタイトル画面は非常に重要。

・タイトルの画面がないとなにか伝わらない作品もあったのでもったいない。

・客観的な目線で自分たちの作品を見直すことが重要。

・調査の発見や気づきをもっと作品へ盛り込んでほしい。

・どの状態が一番伝わりやすいか吟味が必要。



何個かおもしろい作品がありました。

ゴールネットを焼き肉の網に見立てているグループ。

回転寿しの寿司が回っているところを道路を走って表現しているグループ。

ラーメンの麺を髪の毛で表現しているグループ。


見ている僕でも、伝えることは非常にむずかしいと再認識させられました。自分なりの解釈から出たアイデアをどのようにしたら見ている人に伝わるのか、よく吟味しないといけないなと感じました。また、場所や服装、表情、アングル、撮影手法など様々なところに注意を払って作品を制作することで伝わる情報が2倍も3倍も変わってくると感じました。

自分のこだわりを最後の最後まで追求することが僕は大事だと思いました。

まだまだ授業は続くので頑張ってほしいです!!

2010年5月18日火曜日

情報コンテンツデザイン-(2) 本の紹介

昨日原田先生が紹介していた本を紹介します。

アニメーションの本 —動く絵を描く基礎知識と作画の実際


問題集みたいになっていて、課題をどんどんクリアしていく内容になっています。アニメーションに興味もった人にはオススメです^^


絵本づくりのトレーニング


再生紙週刊誌4コマノート


原田先生もご愛用です。絵コンテだけじゃなくてプレゼンテーションの流れを考える時にも役立ちます。紙なので切り貼り出来るのも良い点だなと思います。

2010年5月17日月曜日

情報コンテンツデザイン-(2)

本日の授業内容
・先週の振り返り、理論
・企画会議、絵コンテ制作
・撮影計画、撮影テスト
企画会議、絵コンテ制作
どういう手順で撮影するのか設計図(絵コンテ)を描きました。描いた絵コンテが上手くつながっているのか、
このまま撮影してうまく行くのかを判断する際には、絵コンテを1コマずつ撮影して仕上がりのイメージを確認しましょう。
行き当たりばったりで撮影し、後で絵コンテを付け足すのではなく、細かく計画を立て、構想した絵コンテ通りの表現を実際にカメラで撮影していきましょう。
撮影計画、撮影テスト
実際に撮影する際の計画を立てました。撮影するときの服装や、撮影する場所などにもこだわってみましょう。
通行人や邪魔な荷物などが入り込まないようにしましょう。

T.A新井より
今回の課題ではみなさんも作品の一部となります。
撮影する際の現場の雰囲気作りも重要になってくると思うので、
みなさん撮影を楽しんでみて下さい。
グループで協力して去年の先輩の作品を超える良い作品が出来上がることを期待しています。
次回予告
映像作品:グループ

表現の条件
・メンバー全員が写っていること
・自分たちの体以外は使わない
 ※どこで撮るかは重要
・服装、撮影場所(状況・環境)を工夫する
・ 16コマ完結か、ループ(繰り返し)か
・1コマ=約1秒を目安に
・16カット+タイトル(作品名/グループ名/グループメンバー)
 ※作品の順番がわかるようにファイルに名前をつけて置いて下さい
・フォルダ名はグループ名にして下さい。
 ※ ループ作品はグループ名のあとに_loopと入れてください
・USBメモリに入れて持ってきて下さい。

2010年5月11日火曜日

情報コンテンツデザイン-(1)

授業の最初では、課題を提出してもらいました。課題は、紙飛行機のつくり方をA3のシートで説明する、というものです。課題のチェックをしていた身としては、写真を切り貼りしているものも結構多かったなと感じました。


提出された課題を見てのTA堀江なりのアドバイスです。

  1. まず多くの作品は、ぱっと見たときに、情報が整理されておらず、どこを注視したらいいかわかりませんでした。雑誌のように上の方はタイトル、真ん中には特集のタレントや俳優など目線の流れを意識すると見やすいレイアウトになると思います。
  2. また、提出物はA3のボードなのですが、それを見た人はどういう印象を抱くかということを意識してつくると更によくなるはずです。
  3. 次に感じたのは、文字が多いということです。パッと見て理解させるには紙飛行機を飛ばすプロセスをモデル化して、シンプルに表現する必要があると感じます。
全てを一気にやるのは難しいので、まずはAXISなどの雑誌をマネするところから始めるといいと思います。

課題の回収が終わると、原田先生による第2課題の説明がありました。


パラパラ漫画のように、静止画の写真を連続して撮ることで、動画をつくるという課題です。そこで原田先生からいくつかアドバイスがありました。


食べるということを短絡的に映像に結びつけるのはダメです。食べるということを深堀するなかで見えてくる気づきを映像作品にまとめましょう。
小道具を使ってはいけない。人を動かすことで「食べる」にまつわることを表現する。コスチュームや撮影場所を工夫することで目的どおりの絵をつくる。


来週までの宿題:「食べる」ことの観察をレポート、A4縦位置(枚数制限なし)、作品制作に役立つ資料を集める(例:作り方、食べ方、食べる場、食べる文脈...)

2010年5月10日月曜日

情報グラフィックデザイン(2) ーレイアウトの基礎

先日はレイアウトについてやりました。みんな各自で持ってきた雑誌で面白いページを選んで、そのページのレイアウトがどうなっているかをトレーシングペーパーを使って写しました。


写真と文字との間隔や写真のキャプションの文字の大きさなど、雑誌の見開き1ページの中でも色々なレイアウトがあることがわかったと思います。


写し取ったレイアウトを参考に自分の紙飛行機を飛行機を紹介するパネルのレイアウトを考えました。





シャープペンで書いている人、ペンで書いている人、色々いましたが、名前ペンみたいな太いペンで書いてあるほうがはっきり見えて良かったです。みんな出来るだけペン使いましょう!

次回までにやること
「紙飛行機を飛ばして遊ぼう!」の制作プロセスをA3縦位置にまとめて提出
・パネルのタイトル
・作品(タイトル、作品画像)
・作品の説明(概要、意図、方法など)
・制作プロセス(3ステップでの具体的な内容)など
5/10授業前に提出です。


次回からは情報コンテンツデザインに入ります。
デジタルカメラが必要です。またグループでの活動になります。